首の痛みやだるさなどの不調
私の小学生時代の首のレントゲン画像です。
首の骨は7つあり、本来は前方に緩やかなカーブを描きます。この画像で言えば左側に向かって緩やかな前カーブを描くはずですが、この画像での首のカーブは一直線からやや逆カーブを描き、ストレートネック(クレーンネック)と呼ばれる状態になっています。
当時小学生ながら首がだるくて辛いという不調を持っていましたが、その辛さは誰にもわかってもらえずに過ごしました。そのような実体験もあり、首の不調や首の症状には特別な思いを持ち施術に当たっています。
近年ストレートネックや首の不調はテレビや書籍にて注目されており、首の不調から起こる自律神経失調症、新型うつなども注目されています。その原因をパソコンやスマートフォンの使い過ぎが原因とされていますが、当時そのようなものに触れる事はなく、それほど勉学に励む事もなかったですが、ストレートネックを始め首の不調が現れました。
一般的には姿勢の悪さだけに注目されていますが、体の様々な不調が重なり合うことで結果的にストレートネックになり、首の不調が出ます。
当院が考える首こり・首の痛み・ストレートネックの原因
まったく関係が無いように思われる以下のポイントの持続的な不調が関係します。
筋肉の問題(腸腰筋)
メディカルイラストより
腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)は腰椎(腰の骨)・骨盤から股関節に付きます。この腸腰筋の持続緊張によって体が傾きます。また頚椎(首の骨)と腰椎(腰の骨)の動きは連動するので、腸腰筋を緩めて腰椎の動きを良くする事は頚椎の動きの改善につながるので首の症状改善に欠かせません。
筋肉の問題
首周辺の筋肉が硬くなる事で首こりや首に痛みを出します。
頭蓋骨の問題
頭蓋骨内がむくむ事で脳に圧迫ストレスが続き、身体をコントロールする脳・自律神経の働きが低下。結果として内臓の働きの低下して筋肉の緊張が起こります。頭蓋骨が大きくなる事で、全身のつながりからストレートネックと呼ばれる状態になります。
内臓の問題
首周りの筋肉とつながりのある内臓が疲れる事で、筋肉の持続緊張が起こり痛みやコリが起こります。
上部頚椎のゆがみの問題
頚椎のゆがみにより、全身をコントロールしている【脳幹】が圧迫ストレスを受けて首こりなど首に違和感が出ます。
寝違い、急な首の痛み
上記の状態も関係しますが、急激な体調変化つまり急激な免疫力の低下が関係します。
首こり・首の痛み・首の違和感に対する当院の施術
骨盤の状態により3段階に分類して骨盤調整を行います
ソフトブロックを使って頭蓋骨矯正・骨盤矯正・内臓調整など全身の調整を行います
椅子に座っていただきながら緩やかに首の歪みを解放します。
場合によって硬くなった筋肉に対して超音波の力を使って柔らかくします。
首の歪み矯正だけではなく、頭蓋骨矯正・上部頚椎矯正・内臓の調整を行う事で、脳(自律神経)・内臓の働きが良くなり、首に関係する不調が根本から改善します。