雨の前や台風の前になると体調が悪くなることはありませんか?
- 頭痛がする
- めまいが出る
- 耳鳴りがする
- 首や肩がこる
- 体が重だるい
- やる気が出ない
- 古傷が痛む
このような症状は「気象病」や「天気痛」と呼ばれることがあります。
その中でも特に関係が深いと考えられているのが気圧の変化です。

そもそも気圧とは何でしょうか?
気圧とは、私たちの体にかかっている空気の圧力のことです。
普段は意識しませんが、私たちは常に空気の圧力を受けながら生活しています。
天気が崩れる前や台風が近づく時には、この気圧が変化します。
実は体はその変化を敏感に感じ取っています。
気圧が下がると体には何が起こるのでしょうか?
イメージしやすい例がポテトチップスの袋です。
ポテトチップスを山の上へ持っていくと、袋がパンパンに膨らむことがあります。
これは標高が高くなり気圧が低下することで、袋の中の空気が外へ広がろうとするためです。
人の体も同じように気圧の影響を受けています。
もちろん袋のように大きく膨らむわけではありませんが、気圧が下がると体内では様々な圧力バランスの変化が起こります。
体は常にバランスを保とうとしています
私たちの体は環境が変化しても正常な状態を保とうとしています。
その調整役の一つが自律神経です。
自律神経は、
- 血流
- 呼吸
- 心拍
- 水分バランス
- 内臓機能
などを24時間休まず調整しています。
気圧変化が大きい時には、この調整作業も増えるため、自律神経への負担が大きくなることがあります。
気圧変化と耳の関係
私たちの耳の奥には「内耳」と呼ばれる器官があります。
内耳は、
- 音を聞く
- 体のバランスを保つ
- 体の傾きを感じる
だけではなく、気圧変化を感じ取るセンサーのような役割も担っていると考えられています。
そのため気圧が変化すると内耳が刺激を受け、自律神経にも影響が及ぶことがあります。
耳が敏感な方ほど影響を受けやすいことがあります
実際に、
- めまいがある
- 耳鳴りがある
- 乗り物酔いしやすい
- 耳が詰まる感じがする
- メニエール病と言われたことがある
という方は、気圧変化の影響を受けやすい傾向があります。
内耳が敏感な状態では、わずかな気圧変化でも自律神経への刺激が大きくなりやすいからです。
むくみや水分バランスも関係しているかもしれません
内耳は非常に繊細な器官です。
体内の水分バランスの影響も受けやすいと考えられています。
例えば、
- 顔がむくみやすい
- 手足がむくみやすい
- 疲れるとむくみやすい
- 水分代謝が悪い
という方は、耳周囲の環境にも影響が出やすい可能性があります。
その結果、
- めまい
- 耳鳴り
- ふらつき
- 気圧変化による不調
につながることがあります。

なぜ同じ気圧でも平気な人とつらい人がいるのか?
低気圧の日でも、
全く気にならない人もいれば、毎回つらい思いをする人もいます。
もし気圧だけが原因なら、全員に同じ症状が出るはずです。
実際にはそうではありません。
この違いは、
環境変化に適応する力の差
とも考えられます。
気圧は「最後の一押し」かもしれません
当院では気圧だけが原因とは考えていません。
例えば、
などが続いていると、体の余裕は少なくなります。
そこへ気圧変化が加わることで症状が表面化しているケースも少なくありません。
当院が考える大きな問題の一つが脳疲労です
脳は、
- 自律神経
- ホルモン
- 睡眠
- 内臓機能
- 免疫機能
を調整する司令塔です。
しかし様々なストレスが積み重なると、脳にも負担が蓄積していきます。
当院ではこの状態を「脳疲労」と考えています。
気圧変化は体へのストレスの一つです
体に負担をかけるものは気圧だけではありません。
外からのストレス
- 気圧変化
- 気温差
- 湿度変化
- 花粉
- 化学物質
- 感染症
体の中からのストレス
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 血糖値の乱高下
- 消化吸収の問題
- 内臓機能の低下
- 精神的ストレス
これらが積み重なることで脳疲労や自律神経の負担につながります。
気圧に負けない体づくりを目指して
気圧そのものを変えることはできません。
しかし、
- 脳疲労
- 自律神経
- 睡眠
- 栄養状態
- 内臓機能
- 身体のバランス
を整えることで、環境変化に適応しやすい体を目指すことはできます。
当院では症状だけを見るのではなく、その背景にある体全体の状態にも目を向けながら施術を行っています。

077-532-7417