桜も咲き暖かくなり、動きやすく過ごしやすい季節
…のはずですが、不調が起きやすい季節でもあります
春に起こりやすい症状の原因は
寒い季節から暖かくなることで、体の新陳代謝は上がります
良さそうに思えますが、陽気の変動に自律神経が追い付かないこともありふらつき、頭がボーとする、筋肉がつれる、眠りにくいなど睡眠の質の低下も起こりやすくなり、睡眠の質の低下から朝起きにくい、日中眠たいといった症状も出ます
新陳代謝が上がることで体から老廃物も出ますが、その処理をするために肝臓、腎臓の疲労も起こって、肝臓と関係する目・耳・鼻の症状、わかりやすいのは花粉症の症状が出てきます。腎臓と関係する腰の筋肉の緊張から重だるい腰痛、体のだるさと言った症状も出やすくなります。
環境ストレスと睡眠の質の低下から、副腎の疲労も起こりアレルギー症状も出やすい季節です。
そのような体の状態に加えて、空気中を飛び交う花粉、PM2.5や黄砂
黄砂には非定形抗酸菌や重金属類、化学物質が付着しているといわれています
それらと接することで皮膚や粘膜のアレルギー症状も出やすい季節
異物が体内に多数入ることで、対応に体は疲れやすい状態になっています
春の対策
まずは寝不足がないように過ごす事と睡眠の質を上げる事
その為に頭のむくみの解消は不可欠です
4月末から5月には初夏の陽気になり、室温が上がってきます
自律神経が快適な温度は18~22℃なので、寝る時はその室温になるようエアコンでコントロールしましょう
暑い中で寝ることは自律神経にとって負担になります
春に起こる症状や疲労に対するアプローチ
頭のむくみを解消させ、頭の血流を良くすることで自律神経を元気にして、睡眠の質が上がるように調整します
同時に慢性的に疲れて固まっている内臓(肝臓や腎臓)を柔らかく調整します
自律神経と内臓が元気であれば、陽気の陽気変動にも体が上手く対応してくれて不調も減ってきます