続く症状はこんな疲労も関係します!!
内臓が疲れる事で関連する筋肉が硬くなったり、症状が出たりする内臓体壁反射と呼ばれるものがあります。
内臓疲労からの症状なので、その部分がこっているから、症状があるからと筋肉をいくら揉んでもストレッチをしても一時しのぎで症状は改善してきません。また各内臓と関係する背骨もあり、内臓が疲れる事で背骨の歪みも出来てきます。
それでは簡単に各内臓と関係する筋肉や症状の紹介です。ご自身のお持ちの症状と当てはめてください。
腎臓(じんぞう)の疲労と関係するもの
腎臓は大腰筋と関連します。つまり腎臓が疲労すると大腰筋が硬くなり、体の歪みや骨盤の歪みを作ります。股関節ともつながるので股関節の痛みとも関係します。多くの方が感じる腰痛は大腰筋の緊張から起こるものなので、大腰筋を緩める事と腎臓の疲労を取り除くことも必要です。
また妊婦さんのつわり、逆子も腎臓の疲労と関係します。
心臓(しんぞう)の疲労と関係するもの
動機や息切れはよく聞くところですが、その他に頭や顔からの冷や汗、腕の痛みや手足のしびれなどが出ます。踵の痛みやトイレが近くなったりもします。
胆嚢(たんのう)の疲労と関係するもの
胆嚢は耳と関係します。頭痛やめまい、メニエール病、車酔いしやすいなども胆嚢の弱さから起こる症状です。うつ症状やパニック障害も胆嚢の弱さと関連性があります。
胃(い)の疲労と関係するもの
肘の痛み、腱鞘炎などの手首の痛み、手の冷え、下痢とも関係するので過敏性腸症候群などにも関係します。
膵臓(すいぞう)の疲労と関係するもの
膵臓と聞くと血糖値のコントロールや糖尿病といめーする方もおられますが、膵臓の疲労から腰の筋肉と関係するので腰痛、皮膚のかゆみ、元々の弱さがあるとアトピー性皮膚炎とも関係します。
肝臓(かんぞう)の疲労と関係するもの
膝の痛みや腫れ、外反母趾、目の問題、鼻の問題、耳の問題、ニキビや肌荒れ、のぼせ、ほてり、リウマチ、じんましんなどと関係します。花粉症も肝臓疲労から起こる症状です。
まとめ
多くの方が体験している筋肉痛。それら筋肉疲労なら数日で自然と回復してきます。それが改善しない場合や繰り返す場合は内臓疲労を疑ってみましょう。
また内臓をコントロールするのは自律神経です。内臓と同時に自律神経を元気にすることも必要です。