【脳疲労からのうつ症状】
一般的には「うつ症状」の原因は、精神的なストレスと言われていますが、脳疲労や自律神経の不調から起こる「うつ症状」をご存知ですか?
頭蓋骨内のむくみや首の歪みによって脳が圧迫されて、脳の血流の低下、特に自律神経の働きと関係する脳幹の血流が悪くなります。首の歪みと脳の圧迫ストレス状態が長期間続く事により、自律神経のバランスが崩れるだけはなく、自律神経の力自体が低下します。自律神経と大脳やり取りが上手くいかなかったり、大脳が圧迫され続ける事で、大脳の働きが落ちる事で、やる気が出ない、イライラする、気分の落ち込みなどといった精神分野への影響も出てきます。
自律神経の不調が続く事で、心拍・血圧の問題、呼吸の問題から動悸や過換気症候群やパニック発作、胃の不調、腸の不調など内臓の働きありとあらゆる問題が起こってきます。特にその方にとって体質的に弱い部分が目立って症状として現れてきます。また寝付けない、質の良い睡眠が取れない不眠と言われる状態にもなります。
うつ症状は首の歪みも関係?
首の上部の歪みの圧迫ストレスによって、自律神経の中枢である脳幹を圧迫する事も、脳の力を奪い本来の自律神経の働きを妨げます。
上記の著書にもあるように、首の不調が原因とされる「新型うつ」も近年注目を集めています。
脳の圧迫による脳の働きの低下
様々な原因によって、全身を流れる脳脊髄液(のうせきずいえき)の流れが悪くなり頭に溜まります。その事により脳への圧迫のストレスがかかり続けます。圧迫ストレスがかかることで脳の血流も悪くなり、脳の働きが低下します。また脳脊髄液は寝ている間に脳の老廃物を洗い流す働きもありますが、脳脊髄液の流れが悪いことが更なる脳疲労を起こします。免疫力も低下することで脳内にウィルスが付着して慢性的な炎症を起こし、脳のより慢性的に働きが落ちてきます。
最新の研究では、うつの方の脳を調べるとDLPFC (背外側前頭前野)と呼ばれる脳の一部分の働きが悪くなっていることも原因の一つとわかってきています。
この部分の働きが悪くなると
・判断、意欲、興味と関係する為、ここの機能が低下すると、やる気がなくなる
・不安、悲しみ、恐怖などの感情と関係する扁桃体(へんとう体)のバランスを整えるので、この機能が低下するとそれら感情が強く出てしまいます。
栄養不足の問題もあります
特定の栄養素が不足することで、心身ともに不調が出てきます。例えばビタミンB1の一部が不足すると、脳のエネルギーが不足して、不安症を引き起こしたり、体内に疲労物質が溜まりだるさや疲れの原因になると言われています。体の状態によっては食事を見直しても、上手く栄養を吸収できず必要な栄養素を吸収できない事もあります。
全ての精神的なストレスが原因ではない!!
全て精神的な問題ではなく、体の不調から起こる精神的な問題も多々あります。また体調が良くないことで、ちょっとした精神的なストレスに対応できなくなっている事もあります。そういったケースでは首の歪みや頭のむくみを取り除く事で、脳幹の血流が改善し自律神経に本来の力を取り戻し、精神的な問題も解消されていきます。
自律神経の問題、うつ症状、メンタル・精神的な問題を、
当院では「心」からではなく「体」からアプローチしていき