ぜんそく、気管支炎とは
- 「ゼーゼー、ヒューヒュー」いう喘鳴
- 呼吸がしにくい
- 発作性の激しい咳や空咳
- 胸部の痛み
- 動悸、息切れ
症状がない時でも気管支が常に慢性炎症を起こしていることから、ちょっとの刺激だけでも気管支の壁が腫れたり、排除しようと痰が出たり、気管支の周りの筋肉が縮もうとしたりして気管支が狭くなってしまい発作が起こります。
私自身小児ぜんそくを持っていたので、その苦しさ辛さは体験しています。
一般的に考えられる原因は?
アレルギー、細菌およびウイルス感染など何らかの影響により気道の炎症があることが要因となります。
呼吸をコントロールするのは自律神経の働きです。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、副交感神経が優位になることで症状が強くなります。副交感神経優位になることで夜間から明け方にかけて症状が強くなることもありますが、副交感神経優位というよりも、交感神経がしっかり働けずバランスが取れていないことも関係します。
炎症が起こって気道が狭くなっている所に、冷気やアレルギー物質など刺激が加わると、さらに気道が狭くなって呼吸が苦しくなります。慢性の炎症が原因と考える事から、西洋医学的には吸入ステロイド薬を使って日頃からコントロールするのが一般的です。
当院が考える気管支ぜんそくの原因は?
まず体調が悪い事による風邪症状と交感神経、副交感神経の働き、つまり自律神経の働きが悪い事が根本にあります。その為に脳の血流を良くして免疫力を安定させることが最優先です。
横隔膜が上下することにより息を吸ったり吐くことができます。同時に頭も大きくなったり小さくなったりする動きもあります。体調が悪いことが続き頭が大きい状態が続くことで、横隔膜が硬く緊張します。
ぜんそくになりやす方の身体的特徴として、息を吸ったような状態で固定されており、慢性的に胸郭全体、特に横隔膜、肋間筋が緊張していることも関係します。鳩胸になっている方は潜在的に喘息になりやすい体質を持っています。
胸郭の緊張により息を吸ったような状態で胸郭が固まり、息を吸いにくく吐きにくい状態になっています。気道、気管支にも圧力が加わりストレスのかかっている状態です。息を吐きにくい為に咳という形で息を吐き出そうとするケースもあります。
気管支に炎症が起こりやすく何らかのアレルギー物質が入り込むことで更なる炎症が起こって喘息発作が起こってきます。
当院が行う気管支ぜんそくへのアプローチ
脳血流を良くして自律神経の働きを活性化させます。頭蓋骨の状態が胸郭の動きと関係するので、頭蓋骨の柔軟性を付けると共に胸郭全体、横隔膜や肋間筋の柔軟性を回復させます。
またアレルギーと関係する副腎のストレス、疲労を減らすために、炎症を起こすと考えられる物質や腸の粘膜の調整を行います。
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