突然のぎっくり腰でお困りの方へ
「物を持ち上げた瞬間に、腰がギクッとなった」
「朝、起き上がろうとしたら急に腰が痛くなった」
「何をしたわけでもないのに、突然腰が動かせなくなった」
いわゆる「ぎっくり腰」は、突然強い痛みが起こるため、とても不安になります。
「早く痛みを何とかしたい」と思うのは当然のことです。
ただ、当院では、ぎっくり腰を「腰に突然問題が起こっただけ」とは考えていません。
腰や骨盤周辺の関節、筋肉、筋膜などに負担がかかっている場合があります。
しかし「なぜ、その動作でぎっくり腰になったのか?」
という視点を持つと、腰以外の身体の状態が関係していることも見えてきます。
ぎっくり腰には、さまざまな要因がある
ぎっくり腰は、一つの原因だけで起こるとは限りません。
例えば、
- 腰周辺の筋肉や筋膜への負担
- 椎間関節への負担
- 仙腸関節への負担
- 椎間板への負担
- 股関節や骨盤の動き
- 疲労や睡眠不足
- ストレスによる身体の緊張
- 消化器系の疲れ
など、さまざまな要素が重なっていることがあります。
「重い物を持ったから」
「腰をひねったから」
という動作は、ぎっくり腰のきっかけになることがあります。
しかし、その動作をする前から身体に疲労や緊張が蓄積していたとしたら、その背景も考える必要があります。
当院では、痛みの場所だけでなく、ぎっくり腰になる前の身体の状態にも目を向けています。
脳が緊張すると、身体も緊張しやすくなる
当院が特に大切にしているのが、脳と自律神経の状態です。
私たちの身体は、脳が「安心・安全」と感じているときと、「危険かもしれない」と警戒しているときでは、状態が変わります。
仕事や人間関係などのストレス、睡眠不足、疲労などが続くと、脳が十分に休めず、緊張状態が続くことがあります。
すると、自律神経を介して身体も緊張しやすくなり、
脳が警戒する
↓
身体が守ろうとする
↓
筋肉の緊張が抜けにくくなる
↓
身体の動きに余裕がなくなる
という状態につながることがあります。
その状態で何気ない動作をしたことが、ぎっくり腰のきっかけになることも考えられます。
だからこそ、
「筋肉が硬いから、筋肉を緩める」
だけではなく、
「なぜ筋肉が緊張しているのか?」
というところを見ることが大切だと考えています。
「脳の緊張を解除する」という考え方
ぎっくり腰の施術というと、痛い腰を揉んだり、動かしたりすることをイメージされるかもしれません。
しかし、急性期の身体は、痛みに対して防御するように緊張していることがあります。
この状態で強い刺激を加えるのではなく、まずは身体が過剰に守ろうとしなくてもよい状態をつくる。
当院では、
筋肉だけでなく、脳や自律神経の緊張にも目を向けること
を大切にしています。
身体が「守らなければ」と頑張り続けている状態から、
「もう少し力を抜いても大丈夫」
と感じられる状態へ。
そのため、急性期には身体の状態を確認しながら、できるだけ負担の少ない刺激で施術を行います。
消化器系の疲れも関係する
ぎっくり腰を考える際には、内臓の状態にも目を向けます。
例えば、
- 食べ過ぎ
- 飲み過ぎ
- 不規則な食事
- 胃腸の疲れ
- 消化に負担のかかる食生活
などが続いている場合です。
当院では、内臓と身体の筋肉との関係を見る際に、内臓体壁反射という考え方も参考にしています。
ぎっくり腰の際、腰だけではなく背中から腰にかけての広背筋周辺に緊張や痛みがみられる場合には、筋肉だけを見るのではなく、膵臓や十二指腸などの消化器系の状態も確認します。
すべてのぎっくり腰が内臓から起こるという意味ではありません。
あくまで、
「筋肉が緊張している」という結果だけでなく、その背景にも目を向ける。
そのための一つの視点です。
仙腸関節など、腰・骨盤周辺の問題が関係する場合もある
ぎっくり腰の中には、仙腸関節など骨盤周辺への負担が関係しているケースもあります。
例えば、
- 寝返りで痛む
- 座った状態から立つときに痛む
- 歩き始めに痛む
- お尻から腰にかけて痛む
といった場合には、仙腸関節周辺の状態も確認します。
ただし、仙腸関節だけを見て終わるわけではありません。
股関節や骨盤の動き、周辺の筋肉、身体全体の緊張などを含めて確認します。
仙腸関節について詳しくはこちらをご覧ください。
急性期だからこそ、身体の状態を見ながら施術します
ぎっくり腰になった直後は、
「とにかく早く痛みを何とかしてほしい」
と思われると思います。
もちろん、今ある痛みを楽にしていくことは大切です。
一方で、急性期の身体は非常に敏感になっています。
そのため当院では、痛いところを強く揉んだり、無理に動かしたりするのではなく、
「今の身体に、どの程度の刺激が必要なのか」
を確認しながら施術します。
腰・骨盤周辺の状態だけではなく、筋肉の緊張、呼吸、自律神経、脳の緊張なども含めて身体を確認します。
痛みを抱えた身体に、さらに負担をかけない。
これが急性期の施術で大切にしていることです。
痛みが落ち着いた後こそ、身体を見直すタイミングです
ぎっくり腰の痛みがなくなると、「もう治った」と思うかもしれません。
しかし、痛みがなくなったことと、ぎっくり腰になった背景まで整ったことは同じではありません。
例えば、
- 身体の使い方に偏りがある
- 骨盤や股関節の動きが悪い
- 筋肉の緊張が残っている
- 疲労が抜けにくい
- 睡眠が十分に取れていない
- ストレスが続いている
- 脳や自律神経が緊張しやすい
- 消化器系に負担がかかっている
といった状態が残っていれば、再び身体に負担が集中する可能性があります。
だからこそ、痛みが落ち着いた後の身体づくりも大切です。
ぎっくり腰を繰り返さないために
一度ぎっくり腰を経験すると、
「またあの痛みが来るのでは……」
と不安になる方も少なくありません。
当院では、症状が落ち着いた後も、
「今回、なぜ腰に負担が集中したのか?」
という視点から身体を見直します。
腰や骨盤だけではなく、
- 身体の動き
- 筋肉・筋膜
- 仙腸関節
- 股関節
- 呼吸
- 脳と自律神経
- 睡眠や疲労
- 消化器系の状態
などを確認し、身体に余裕をつくっていきます。
目指すのは、単に「腰を強くする」ことではありません。
疲れたときにも身体が過剰に緊張し続けないこと。
身体にかかる負担を、一か所に集中させないこと。
必要なときに身体が力を抜けること。
そうした身体の余裕を取り戻し、ぎっくり腰を繰り返しにくい身体づくりにつなげていきます。
当院が考える、ぎっくり腰へのアプローチ
ぎっくり腰は、腰の筋肉や関節だけを見ればよいとは限りません。
腰・骨盤・筋肉・筋膜などの身体的な要素に加えて、
脳・自律神経・呼吸・睡眠・疲労・消化器系など、身体全体の状態
にも目を向けます。
そして、
急性期は身体に負担をかけずに回復しやすい状態をつくる。
痛みが落ち着いたら、ぎっくり腰になった背景を見直す。
その後は、再び負担が集中しにくい身体をつくっていく。
この3段階で考えることが、当院のぎっくり腰へのアプローチです。
こんな方はご相談ください
- 急に腰が痛くなって動くのがつらい
- ぎっくり腰を何度も繰り返している
- 痛みが治っても身体の緊張が残っている
- 疲れていると腰を痛めやすい
- 睡眠不足やストレスが続いている
- 腰だけでなく身体全体が疲れている
- 消化器系の疲れと腰痛が重なることがある
- またぎっくり腰になるのではないかと不安
- 強い刺激ではなく、身体に負担の少ない施術を受けたい
ぎっくり腰をきっかけに、身体全体を見直してみませんか?
ぎっくり腰は、突然起こったように感じます。
しかし、その背景には、これまで積み重なってきた疲労や身体の緊張が隠れていることがあります。
「なぜ、今ぎっくり腰になったのか?」
そして、
「どうすれば、また起こりにくい身体にしていけるのか?」
当院では、この両方を大切にしています。
今ある痛みへの対応だけで終わらせず、その後の身体づくりまで考えていきたい方は、一度ご相談ください。

077-532-7417